昔遊びや会食 年齢超え交流
真庭市久世の交流施設「くせ活き生きサロン」で3日、3世代交流のひなまつりがあり、子どもたちが地域のお年寄りから昔遊びを教わったり、ちらしずしで会食するなど、春のひとときを満喫した。年齢を超えた地域の輪を広げようと、同サロンが地元の高齢者らでつくる生きがい・健康づくりグループ「シニア遊創班」と協力して毎年開いている。今回は幼児から小学生までの子どもたちと保護者ら約120人が参加した。参加者らは、同じ班のメンバー4人と折り紙のひな人形作りや木の葉を使った手裏剣作り、輪投げ、こま回し、ボウリングなどいろいろな遊びに挑戦。「上手にできたね」「おしい、もう1回」とにぎやかに騒ぎながら、手や体を存分に使った遊びを楽しんだ。というネット記事を見た。
お年寄りから、昔の遊びを教えて貰う事はとても良い事だと思う。私達では教える事が出来ない事も学べる事が沢山あると思う。主人は良く子供達に『自分が経験してきた事は子供達にも体験させてやりたい』と口にする事がある。『やって見せ、やれせて見せて、何事も』と自ら竹やぶに竹を取りに行き、『竹とんぼ』や『竹鉄砲』などを子供達の目の前で作って見せている。竹ひごやタコ糸を用意して凧作りを見せたり、コマを使ってコマの回し方を見せたりしている。『すげぇ!!俺もうまく回せるようになる!!』と必死に取り組む息子がいる。先日、お腹の調子が悪い小学4年の長男が何かしている様子を影から見ていた。すると、『これ、見て!!』と割り箸と輪ゴムを使って作った『鉄砲』を満足そうな顔をして見せに来た。長男は何度もゴムを飛ばして見て中々うまく飛ばない事も自分で体感しながら、工夫をしたようだ。『自分で作り出す遊び』をしない世の中において、何かに取り組んでいる時は子供を見守りながら、子供の発想を伸ばす事が、たとえ遊びとて大事な事だ。
夏になると、『バケツと網』を持って子供達を連れて出掛けて行く。今では『ザリガニや蛙』もほとんど見なくなってしまったが、自分が経験して来た事を同じように体験させてやりたいと思う主人が子供達に対する愛情の深さだと思う。ドロドロになって遊んで来る事を嫌がる親も少なくは無いと思うが・・・『ザリガニやメダカやカエル』が入った虫かごを大事そうに持って帰って来る子供の顔はとてもイイ顔をしている。子供達が帰って来てから自分が見た事、体験して来た事の話しをする嬉しさと満足感が表情や顔つきを見ているだけで、ひしひしと伝わって来る。
子供が幼稚園に通っていた時に『擦り傷』程度の怪我をした。担任の先生が『お母さん、スミマセン。今日外で遊んでいる時に転んで怪我をしました』と謝られた事が何度かある。私は『気にしないで、どんどんやらせて下さい』と答えると、担任の先生はびっくりした顔をした。『転び方も自分で経験しないと、次に転んだ時に手のつき方一つ分からない子供になってしまう』と子供が小さい時に転んだ時も自分で立ち上がるまでは手を出さないで育てて来た。『いつまでも親の手を借りないと立ち上がれないような子供に育てたいのか?』と主人に教えられて、助けてやりたい気持ちを抑え、自らの力で立ち上がるのを待っていた。人はその光景を見ると『可愛そうに』と言うが、主人は『助ける方が可哀想や』と言う。子供の自立心を養うには、親の信念・覚悟が必要だと思う。
『危ない事はさせないで下さい』『なぜ?怪我をしたんですか?』と担任の先生に怒る親の方が多いと話しを聞く。最近は、不審者も多い世の中になったせいもあるかとは思うが、子供を外で遊ばせないで、家の中でゲームをしていた方が安全だからという理由で子供を外に遊びに行かせない親も多いと聞く。主人は小学校から帰って来た子供達が一番安全で遊べる場所は教師の目もある学校だと、小学校の先生の打診を掛けた。『帰宅後、小学校に遊びに来る子供達が少ない』と先生方も不思議に感じていた様子だった。子供達に朝の集会の時に『学校から帰ったら学校に遊びに来てもイイですよ』と声を掛けてから、遊びに来る子供達がかなり増えたと言う。卒業して行った中学生も小学生の子供達の相手をして遊んでいる姿も見る。中には、家に帰らないでそのまま遊ぶ子供もいた様で・・・『一度、家に帰って家の人に学校に遊びに行って来る』と行き先を伝えて出掛けて来る事のマナー教える為だと、先を見据えた主人の考えだった事はその時私は考えも付かなかった事だ。先生方が帰宅する頃には『そろそろ、帰れよ』『気を付けて帰るんだぞ』と一言づつ声を掛けて帰っていかれる。親の私にとってとてもありがたく思っている。
子供の成長においては、手取り足取り教える事も大事だが見守るだけの教えも大事になる。子供は常に親に対して、依存心を持ち『いつでも助けてくれる』では、子供成長など有り得ない。だからと言って、放任と言う事では無い。関与するべき問題は関与し、子供が自分で解決する問題は見守る分別こそが親の姿勢であり、忍耐とも言える。遊びからも子供から学ぶ。親も教えられる。
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